暑くなると食欲が落ちたり、料理をするのが億劫になりがち。日本には夏の料理も豊富にありますが、イタリアはどうでしょう。年中、同じような食事をとっているのでしょうか?いいえ、やはりイタリアにも夏ならではの料理があるのです!
料理上手で評判のフランコさんはシエナ郊外で生まれ育ち、現在フィレンツェ近郊のプラートで息子さんと一緒に暮らしています。山歩きやロッククライミングを趣味とするフランコさん、65歳には見えない若々しさです。趣味で始めた料理も奥さんを亡くされてからは毎日の日課となりましたが、持ち前の明るい性格と料理のセンスでシンプルで美味しいごはんを作るのを楽しんでいるそうです。今日はフランコさんに料理を教わりながら、夏の食事について話を聞かせてもらいました。
旬の野菜をふんだんに使って
もう一品は従来前菜(アンティパスト)としてお目にかかることが多い「ブレザーオラのカルパッチョ」です。ブレザーオラは北イタリア産の塩漬けの牛肉に赤ワインと香料を加えて熟成させたもので、トスカーナ名物ではありませんがイタリア全土で手に入る食材です。
最後に洗ったルーコラをのせて出来上がり!
ドルチェには「桃のワイン」。砂糖をたっぷり入れた赤ワインにフレッシュな黄桃をつけて冷蔵庫で冷やすだけです。桃もワインも両方楽しめるデザート。白ワインに桃を入れるデザートは馴染みがあったのですが、赤ワインに桃というのは初めて。さすが赤ワインが主流の土地柄だなと感心しながら試してみると、甘―いのにさっぱりしてバランスがよくスルスルとはいります。気がついたらお腹いっぱいです。食事の後は、2人ともお昼寝。日曜日の昼下がりはこうでなくては!