トップ  コンセプト  本サイトについて  メール  サイトマップ  リンク  プロダクツ 
 
考えるパンロゴ
 
↑topへもどる
 
 
 
 
   
  パリ在住の取材班によりとっておきのパリのカフェのご案内。
パリに住んでいる人ならではの最新情報です。
今まで知らなかった新しいパリの楽しみ方を伝えてくれます。
   
 
 
   
 

 

 

パリはさまざまな人種が集まる街です。ガイドブックに紹介されているような「いかにも」なパリもあれば、中華街もあり、日本人街もあり、さらにはインド人街まで。知れば知るほど新しい驚きの発見のあるパリは、飽きることがありません。さて、長期滞在であっても旅行中であっても、日本人としては、「フレンチには飽きたな、今日はカレーが食べたい気分」というときがありますよね。そんなときには、お手ごろ価格でカレーが楽しめるインド人街へ繰り出してみてはいかがでしょうか。

 

パリでインド人街といえば、まず多くの人がストラスブール・サンドニ周辺(パッサーシュ・ブラディ)を思い浮かべることでしょう。このパッサージュに足を踏み入れると、ぷーんと漂ってくるのはスパイシーな香辛料の香り。そして、パッサージュ内にはところ狭しとインド料理店が並んでいて、どこに入るか悩んでしまいます。ところが、ここ以外にも実はもう一ヶ所、知る人ぞ知るインド人街があるのです。ストラスブール・サンドニより少し北の、ラ・シャペル周辺です。取材チームのおすすめは、なんといっても、こちらのラ・シャペル周辺!

 

 

メトロのラ・シャペル駅を出ると、すぐ目の前にはインド料理に使えそうな香辛料がたっぷりそろった食料品店があります。ここでは、パリでは珍しく、ゴーヤやおくらまで手に入ります。回転がいいのか、鮮度もよし。おくら入りカレーやゴーヤチャンプルー、想像しただけでもとてもおいしそうですね。

 

 

駅から歩くこと約5分、この周辺のインド料理店の中でおすすめナンバーワンのKRISHNA BHAVAN(クリシュナ・バヴァン)に到着です。私たちはあえてランチタイムを大幅に過ぎた時間に到着しましたが、ランチタイムは、近辺で働くフランス人や、地元のインド人、スリランカ人などで店内は常に満席の大人気店です。インド料理店といえば、入り口も窓もカーテンなどで目張りされたお店が多い印象がありますが、ここはガラス張りでたくさんの自然光が差し込み、オープンで入りやすい雰囲気です。

 

 

まずこちらは、店内で他の人が食べているのを見てあまりの大きさに圧倒された、ドーサ・ノーマル。この巨大さで4,5ユーロのコストパフォーマンスには驚きです。ドーサとは、米とケツルアズキを水に浸けて挽いたものをしばらく発酵させたあと、クレープ状に薄く焼いたものです。南インドではスナックとして親しまれています。

 

 

ドーサの中に入っているのは、スパイスでほんのり味付けされた、たっぷりのじゃがいものピュレ。添えてあるカレー2種類や、ココナッツと共にいただきます。ボリュームたっぷりの一品です。ほくほく熱いうちに召し上がれ!

 

 

そしてもう一品は、大人気の定番メニューであるターリー・スペシャル(8ユーロ)を注文。ターリーとは、大きなお皿にライスやナン、数種類のカレー、ヨーグルトサラダが盛られた定食のようなものです。ここのターリーにはナンはついておらずライスのみですが、南インドで料理の付け合わせとして出てくることの多い極薄のクラッカー、パーパドがついていました。さすがスペシャルだけあって、6種類のカレー、ヨーグルトサラダ、デザートの干しぶどう入りタピオカと盛りだくさん。レンズ豆カレー、ほうれん草カレー、なすカレー、ズッキーニとにんじんカレーなど、それぞれスパイスをふんだんに使って味付けされています。全体的にそれほど辛くはありませんが、口休めにたまにヨーグルトサラダをいただくのが、なんともおいしいこと!すっかりやみつきになりそうなターリーです。また、こちらのお店は100%ベジタリアンのインド料理店なのでメニューはすべて野菜のみですが、一品でこれだけのボリュームがあれば腹もちも十分、大満足です。

 

 

 

店内はごらんのとおり、明るくて清潔。気軽に入れる「下町の定食屋」という雰囲気で、このあたりでも抜群の人気を誇っています。地元のインド人やスリランカ人にも支持されているところを見れば、味のほうもお墨付きであることは一目瞭然です。

 

 

この日、サービス担当としててきぱきフロアを動き回り、私たちを笑顔で出迎えてくれたのはレジナさんとアンナさん。お二人ともスリランカ人ですが、フランスでインド料理のレストランに関わってだいぶ長くなります。これからも訪れてくれる人たちに本場の味を伝えていきたい、とにっこり話してくれました。お持ち帰りも可能とのことなので、ぜひご利用あれ。

 

 

 

レストランの向かいにはクリシュナのサロン・ド・テがあり、こちらではレストランより軽めのスナック類を多くそろえています。小腹がすいたな、たっぷりは食べられないな、というときにはこちらのほうに足を運んでみてもいいかもしれません。さて、このレストラン周辺には食料品店やインド雑貨店がたくさん並んでいます。パリの中のインドで食べた本場カレーに胃も心もすっかり満足したあとは、インド雑貨店などを覗きつつ、引き続きインド気分を楽しむのもいいですね。

 

 

★KRISHNA BHAVAN(クリシュナ・バヴァン)
24, Rue Cail
75010 Paris
Tel : 01.42.05.78.43
営業時間 : 11 :00〜 22 :30
定休日 : なし
最寄メトロ : 2番線 La Chapelle

 

(第30回了)

 

写真:新村 真理
文:ちはる

 
 
   
 
top
 
↑topへもどる
   
 
Copyright (C) kangaerupan.com All rights reserved.