パンは人に似ていると思います。
パンは水、粉、酵母、塩のシンプルな材料でつくるのですが、生地をこねている時に手に伝わるぬくもりは、まるで体温のようです。
発酵してふくらんでいく様子は人の成長を見るようで、
「ふくらめ、ふくらめ。」と思わず声をかけてしまいます。
そして、最後に焼きあがった姿は、どれひとつとして同じものはなく個性的です。
「人間は考える葦である」
フランスの偉人が言いました。
人間は自然界では小さな生き物にすぎないけれど、考えることにより無限に可能性を広げ、宇宙を超える。
わたしたち、ひとつひとつの情報はとるに足りませんが、考えることにより可能性を広げ、やがて何かを生み出すかもしれません。
「人間は考えるパンである」
とわたしは思います。